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福井大生「ロゴ任せて」 BCリーグ参入を応援
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福井大でデザインを学ぶ学生らが、プロ野球独立リーグ「リーグ」に来季から参入する「福井ミラクルエレファンツ」のロゴマーク、
キャラクターマークを制作している。月中には、若い自由な発想が盛り込まれたマークが発表される予定。
教育地域科学部で美術、デザインを教える西畑敏秀助教授(49)と、美術教育サブコースの学生13人が担当。
11月に産学連携を推進する球団の依頼を受けた。「象のように力強く、優しい」チームのイメージを盛り込んだマークを考えている。
ロゴマークはユニホームやグッズなどに応用できる「基本デザイン」。同助教授は「球団イメージの『木の幹』とも言える重要な部分」と強調する。
まず白黒でスケッチ。その後チームカラーを考慮して仕上げる。「ミラクル(MIRACLE)のMが長い牙に見えた」という中内亜由美さん(3年)は、文字に象のイメージを表そうと書体に工夫を凝らしている。川越あいみさん(同)はエレファンツ(ELEPHANTS)のSを、
福井県の形に似た象のように表現し、地域密着をアピールした。橋本智恵さん(同)の描いたキャラクターマークは耳が大きく、
つぶらな瞳がかわいらしく「着ぐるみになって球場で子どもと触れ合ってほしい」。このほか象の力強さを強調したものや、
鼻をくるっと内巻きにしてボールのように見えるキャラクターなど、目を引くアイデアばかり。
学生らは「誰かの作品が採用されるので、お互いライバル心はありますよ」と意欲的。
西畑助教授は「最初に色のイメージに引っ張られてはいけない」などとアドバイスを送っている。
福井県初のプロスポーツチーム発足にかかわることで学生の関心も高まったという同助教授は「学生には柔軟で自由な発想がある。
最終的に決まるのは1つでも、多様な提案が生まれる過程に意義がある」。また自身が高校球児だったこともあり
「もちろん私も力が入りますね」と話していた。
ロゴマークが決まった後はユニホームのデザインを、福井文化服装学院と共同して行う予定。