08/08/13 12:12:14 K+frdxe50
しかしJの采配というのは見ててセオリーに忠実、というより単に保守的
なだけ、と映る、これは毎度のことだが まず試合の流れ、というものが
あるし、相手が嫌がる攻撃、という観点から少し攻撃時の采配にバリ
エーションを加える工夫をしてみてはどうだろう、と思うんだが。
相手が嫌がる攻撃＝何をしてくるかわからない、という要素は大きい、
と思うがJは基本的に打者が中軸だろうがその日好調の打者だろうが
基本的に出塁したらまずバントありき、の采配ばかりで、バントは
悪くないし実際今年のチームを見てもそこまで打力に自信を持つチーム
とも思わないし、確立のみを考えればそれも悪くはないが怖さがない、
というか。今年のチームに関しては基本的にどんな状況であっても橋本
に関してだけは完全に任せていいと思うが、次の試合にしたって状況次第
で橋本にさえ送りバント命じること、俺はないとは言えないと思うと
いうか、その辺りが悪い意味ですごく東北地方っぽい気質というか、
見ててもどかしくなってくる。特にプロじゃなく高校スポーツ、まして
一発勝負のトーナメント、どんなに鍛えられた強豪私学でもやらかすこと
はあるわけで、ああ判を押したように出塁したら一死からでもまず送り、
という野球しかできないようでは。基本的には送りバントでみすみす
アウトひとつやるより前にゴロ転がせば、ましてランナーありの状況
ではなにが起こるかわからないわけで。さすがに橋本にバント、はそう
はないと思うが、昨日に関しては初戦と違い、四番の加藤もそれなりに
相手投手に対しタイミングが取れてた、と思う。そういう意味では後半
の加藤の送りも悪くはないがみすみすひとつタダでアウトをやったような
もの、と俺には映った。ま、考え方、見方だけど。
確かに今年のチームは打力に決定的に課題があり、でも監督の采配次第で
次の横浜だってわからない、と思うのだが。同じように投手継投も保守的
で、今までの穂積→木村のリレーをひっくり返し木村先発、なんてことは
それこそJが監督の限り、また穂積が急な故障でもしない限り１００％
ありえないわけで、相手からしたらこんな楽なことないよね。持てる駒、
戦術は全て使うべき、試すべき。次の試合は基本的には相手は今年の
チームに関しては間違いなく格上に当たるわけだから、チャレンジャー
なわけだからなおさら。
ただ、穂積、木村のふたりはそれぞれまだ二年、一年ということで、昨日
勝てたことで甲子園というガチンコの場で強豪横浜とやれることは二人
にとって、チームにとってそれこそどんな練習でも得ることのできない
「生きた教訓、経験」になると思う。なので、接戦になるか大差になるか
、少なくとも育英が勝つとしたら投手陣が相手の攻撃をMAX５点くらい
までか？そのくらいまで抑えたうえで接戦に持ち込む以外道がないと
思うが。せっかく有望な投手を二枚揃えているんだから、なんとか次の
試合では攻撃面での工夫が欲しい。今の土屋投手は福井の竹沢投手より
組み易し、と見るが。制球がいい分竹沢投手の方が絞りやすい部分、また
昨日は左に風が追っていた、ということもあるが。とにかく今の土屋投手
は制球も安定していないし、昨日同様高めに来た真っ直ぐを逆方向に狙う
バッティングで勝機を見出してほしい。