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菊川ナイン戦闘モード 初戦左腕を意識、練習に熱
2008/08/05
常葉菊川ナインは４日、大阪府枚方市の松下電器野球場で練習を行った。
初戦の福知山成美戦（８日）が迫る中、相手投手を意識した打撃練習や熱のこもったノックを行うなど、
本番に向けナインの目の色が変わってきた。
これまでの練習ではノック、打撃練習の順に行ってきたが、この日はフリー打撃からスタートした。
福知山成美の左腕植田を想定し、右打者の内角低めをついてくるスライダーへの対応を確かめた。「ライト方向への打球が多かった。
（戦闘モードの）スイッチが入った証拠」と佐野監督。
初戦に向けてのイメージが固まりつつあるようで「普通にやったら負けない」と自信をのぞかせた。
練習の締めに行ったノックでは選手の気迫が前面に出てきた。練習前に「そろそろ気合を入れていくぞ」と佐野監督に激励を受けたナイン。
「（試合に向けての気迫が）日に日に高まっている」と前田主将は手応えを口にした。指揮官は「いくぞといえば、
ビシッとやってくれるのはうれしいよね」と目を細めた。
左ひじ痛が心配される主戦戸狩は主力７人相手にフリー打撃で登板し
ブルペンでも捕手を座らせて１０球を投げ込むなど回復の兆しを見せている。
戸狩は「久しぶりに打者を意識して投げられてよかった。（ひじ痛は）問題ない」と笑顔で話した。