08/04/17 22:10:37 sXngeYYr0
単なるスピードガンの表示では江川さんは速球王とは言い難いだろうが、
当時のスピードガンの表示だけの速球王はセリーグでは小松さんで、パリーグでは村田さんだった。
しかし当時のバッターの意見ではニッポン一の速球投手とは江川さんと意見が一致していた。
つまりバッターから見て速く見なければ意味がない。江川さんの138キロのストレートは、小松さんの150キロのストレートを
遥かにしのぐと当時のバッターは認識していたね。
彼のストレートの凄さはスピードよりもホップ回転の多さにあると感じたものさ。
テレビの絵なんかじゃあ、これは分からなかった。
実は俺は後楽園球場のネット裏で当時としては最高のビデオカメラで撮影したんだが、
彼のストレートは魔球だった。
ズームでとらえると、バッターに近い感覚で彼のストレートの凄さが分かったんだ。
ベルトに来たストレートがバッターの目の高さに跳ね上がる。
まるで地面にぶち当たる低めの失投と思わせる球がバッターの膝の高さまで跳ね上がる。
これは超人技だと思ったものさ。