07/07/02 23:17:37
◆横峯「上出来です」
最終18番。10メートルのスライスラインを読み切って3個目のバーディーを決めた横峯が思わず右手
でガッツポーズ。30度を超す猛暑に疲れ切った表情ながら「上出来です」と笑みがこぼれた。
全長6644ヤードのロングコースで、飛ばし屋の本領を発揮した。356ヤードの8番パー4で第1打を残
り90ヤードに付けると、ウエッジでスピンをかけ、ピン奥30センチにピタリ。続く380ヤードの9番パー4で
は第1打を300ヤード以上飛ばし、楽々2オンして連続バーディー。常に同組の選手を20ヤード以上引き
離す1メートル55の日本人に、米国報道陣から「あの子は何者だ」と感嘆の声がもれた。
海外遠征に父の良郎さんが帯同しないのは初めてで、キャディーは高校1年生の有馬境佑(けいすけ)
さんが務めている。良郎さんが経営するゴルフ学校の元生徒でプロ予備軍だ。連日の雷雨もあって練習
ラウンドは26日は5ホール、27日は11ホールしか回っていないが、「困ったことは特にない」と言っての
ける。
メジャー初出場だった昨年の全英女子オープンでも、16位と健闘した。初コースにも大舞台にも動じな
いずぶとさ。さくらは大物だ。