08/07/01 16:31:30 eFX7m1k50
リヴァプールFC所属 アルゼンチン代表
世界屈指のアンカーで、ジェラードやアロンソとのコンビは攻守のバランスが完璧で、絶妙のハーモニーを醸し出す。
無尽蔵なスタミナを生かしたハードマークに、ボールホルダーは泣く泣くボールを上納せざるを得ない。
ボールにガツガツ行く事より、激しいマーキングの末に生まれる一瞬の隙を突いて奪ったり、高度なスライディングでボールを奪取するのが最大の魅力だが、
スペースを消したりセカンドボールを奪うことにも長ける、冷静にして獰猛な策士であり、玄人を唸らせる。
フィジカルは弱そうに見えるが、抜群のボディバランスを誇っており、大型選手であろうともタックルで吹き飛ばすこともしばしば。
スピードはそれほどないが、フリーでボールを受けた相手選手に安らぎの気を与えず素早く詰め寄れるのは、広い視野と空間、状況把握能力の高さをマッチさせたポジショニングによるものである、
前線へ落ち着いて鋭いパスを供給できるのも、このスキルが高いからという事がわかるだろう。
代表では同ポジションにフェルナンド・ガーゴやバネーガなどの名立たる新鋭が顔を揃える中、地味な役割ながら圧倒的な存在感を示し、変えのきかない重要な存在に。
アテネ五輪ではカルロステベスらとともに優勝に大きく貢献。
年齢もまだ若く、伸びしろがあるため今後目が離せない選手。
解説や実況などがマスケをべた褒めするのも、高いスキルを秘めているからこそ。
また、主審の見ていない所で相手にちょっかいを出し、手を出させたり、相手の平常心を乱したりするなどの“汚れ役”も時折こなす、勝負の世界を若いながら熟知している逸材。