08/06/29 16:10:35 5OksQ/PL0
ザルツブルクの宮本、3失点に絡む チームはスパルタク・モスクワに大敗
ロシア・リーグは11節を終えて、現在は中断期。パブリュチェンコ、ブイストロフをロシア代表に取られているとはいえ、スパルタク・モスクワのコンディションはいい。一方、
オーストリアリーグは7月から開幕するだけに、コンディショニングを急ピッチで上げていきたいところだ。
試合は3分に早くも動く。宮本のバックパスをGKがミスキックし、スパルタク・モスクワのスローイン。しかしこのスローインのボールを、
宮本とGKがコミュニケーションミスで触れず、FWジュバからティトフにつながれ、ザルツブルクは早くも1点を失った。
ザルツブルクは14分、右からのクロスをイリッチがヘッドでつなぎ、マホップのシュートで1-1と追いついた。しかしスパルタク・モスクワは20分(バゼノフ)、
23分(モザルト)、35分(ジュバ)と連続3ゴールを決めて、一気に勝負をつけてしまった。
宮本は194センチの長身若手FWジュバ(19歳)に翻弄(ほんろう)されてしまい、前半ザルツブルクが許した4失点のうち、
3失点に絡んでしまった。1点目はGKとのコミュニケーションミス。
2点目はジュバとの競り合いに敗れ、バゼノフへのアシストを許した。35分には中盤まで引いたジュバにアタックしたものの、あっさりかわされ突進を許した。
さらにジュバはワンツーを受けてシュートを決めたが、このときジュバは完全にフリーだった。
季ザルツブルクの指揮を執るのは、オランダの名将アドリアーンセ。DFも含めた攻撃サッカーを信条とするが、
宮本はこの日、攻撃面でもアドリアーンセを納得させるものを見せることができなかった。宮本はGKにバックパスを出すと、ボールをもらいにいったんはフリーになろうと
するものの、すぐにパスを受けるのをあきらめ、GKにパントキックを促していた。レッドブルズの前半のGKはキックテクニックはなかったものの、DF間のボール回しにも
宮本は積極的な姿勢を見せず、後半から宮本と代わって出場してビルドアップに工夫を示していたセカギャとは対照的な内容だった。
また後半に入ると、セカギャとドゥディッチはジュバの存在を完全に消してしまった。押し気味になったザルツブルクは51分、
ツィグラーのPKで2-4とした。しかし、スパルタク・モスクワもロスタイムにフリーキックを直接決め、試合を締めくくった。
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