08/07/21 01:11:39 IlO0gH1Z0
【解説】
少林寺拳法の名称の由来について
「日本伝正当少林寺拳法と名乗ったのは、私の先師文老師は嵩山少林寺の僧であり、
私の義和門拳の法脈継承の印可は嵩山少林寺において受けたので、先師の教示に従い
単なる武技としての中国拳ではなく、絶えていた仏伝正統の行としての拳を復興すると共に、
祖師達磨の遺跡少林寺の名を永世に留めたいと思い、日本に総本山少林寺を建立して拳禅一如
の宗門を開創し、日本の総本山少林寺の行とし復興したことを記念するためである。」
(宗道臣著 少林寺拳法教範より)
少林寺の白衣殿で壁画を見た若き日の宗道臣は、そこで大勢の僧たちが、二人一組で
楽しそうに拳の演練をしている姿に心を打たれて半日立ち尽くしていたという。
今でこそ、アスリート達が「楽しむ」という言葉を頻繁に口にするが、当時のスポーツ、武道は
根性、努力、忍耐あるのみで、楽しむなどとはほど遠い状況であった。
まさに宗道臣の先見の明と、本質を見抜く勘の鋭さを物語るエピソードと言えるであろう。
(^○^)キャハハハハハハ ~♪