08/05/31 08:29:07 jyv3rRk40
私自身は、「相手の状態をすっかりダメにしてしまう瞬間の技術」について「どんな種類の力とも区別出来るものであるが」と定義しており、それはこの掲示板の前提となっているのは皆さんご存知の通りです。
これはどういう意味かというとより具体的に言えば、「相手の状態をすっかりダメにしてしまう瞬間の技術」は力学的な力でも物理的な力でもないという事です。
それが私の定義であり、この掲示板を利用する際に皆さんはその内容に賛同しているという事になっています。
それは佐川先生がやってみせたいくつかの技をみた経験がもとになっているのですが、例えば以下のような出来事があってそれがこの定義の下敷きになっています。
それはある時、木村さんが「透明な力」でも書かれているように先生に技を掛けられると自分の体が紙のようになってしまうという内容の話をしている時だったのですけど、
先生がこれまたとても機嫌が良い時で、「突きだって凄いんだ、」"気(合い)で吹っ飛んじゃう"と言いつつ突きをやってみせた事がありました。不明なのは気といったのか気合いといったのか、
正確に聞き取れませんでしたから、その辺が良く分からない。まああまり重要な箇所でないから良いでしょう。「気」と言ったのだとしたらちょっとしたブラックジョークだったんですかね(笑)?
その突きというのは、先生が椅子に座っていて、木村さんが少し離れて正座している状態だったのですが、先生が「ホイ」「ホレ」等と言いながら、突く動作をする。その突きは適当ではなくて、
何か意図された瞬間に突かれているようで、どこかに確実に狙い所があるという印象を持たされるようなやり方でした。
数回突きを出す内に少しすると木村さんは仰け反って殆ど倒れたような状態になるんですけど、倒れないように後ろに手をついて「ヒッ」「うわぁ」と仰け反っている。
後ろに片手をついてなんとか倒れないでいるという感じです。そういう場面がありました。