07/12/15 23:52:19 W4Jr4XFR0
>>544 (510)様
>ハンマー投げや砲丸投げ、野球のピッチングやバッティングなどの対象に運動量を与えていく身体運動において、
>「支える」稽古が及ぼす高い効果が存在すると思われますか?
>そうした稽古は運動量発生よりも、むしろ発生した運動量を相手に伝える場合の自らの
>身体の剛体化に関係してくるのではないでしょうか?
「ハンマー投げや砲丸投げ、野球のピッチングやバッティング」は南郷論に則って言えば「待ち時間アリ」の運動であり、
予備動作を十分に行える運動であるので、その点での厳しさは武道との比較にはなりませんが、やはり重要であること
には変わりありません。
またロケランの例では興醒めでしょうが、
ロケランとロケット砲(大砲)ではロケットの燃焼ガスを砲身で受け止める(←ロケット砲)か否か(←ロケラン)の
違いがあり、燃焼ガスを受け止める(支える)強度を持った「ロケット砲」の方が命中精度が高く、射程も長いのです。
命中精度は、運動初期の「支え」が運動の安定に関係し、
射程は運動初期の「支え」が運動に与えるエネルギー量に関わることを示すのもです。
放出する際のエネルギーが大きいほどに、「支え」は重要になります。