07/07/17 08:25:37 fEXaelIq0
「我が父 芦原英幸 執筆風景」
芦原２代目、英典氏の前に小島が現れた。
小島は白装束に身を包み、頭には白い鉢巻。
そして鉢巻には火のついた蝋燭が刺さっている。
「それでは始めます」小島はそう言うと
手を合わせなにやら念仏を唱え始めた。
小島の身体が大きくビクッとすると小島は口を開いた。
「ワシを呼ぶのは誰じゃ～、おおー!英典じゃなかけん！久しぶりったい！」
「お父さん！」英典氏も思わず興奮して声を上げてしまう。
目をつぶり手を合わせたまま小島は続けた。
「これからワシが言う事を～、ちゃんと本にして出すんじゃぞ～。
なんと新極真はペッパーランチだったんじゃあ！
ワシはもうビックリしてしもうたんじゃ！じゃけど、
それを裏で操っておったんは、なんと三瓶だったんじゃ！
ワシはもう許せんバイ！と思った訳ですけえ！ほんなこつ！」
「お父さん！広島弁がなにやら不自然ですが、そっちで何かあったのですか？」
英典氏が思わずこう尋ねてしまう。
小島は一瞬ビクっとすると次の瞬間「熱いイッ!ブヒっ！」と大声を上げた。
アツアツの蝋燭のろうが小島の頭に垂れていた。
「英典さん！貴方が余計な事を聞くからお父さん帰ってしまいましたよ！
今日の執筆作業は中止です！また後日行います！」
「す、すみません」英典氏が小さくなってそう答えた。