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柔道の技を何度もかけて脳に障害 中学校教諭を書類送検
部活動中に生徒に柔道の技を何度もかけ、脳挫傷などのけがを負わせたとして、神奈川県警は2日、
横浜市立中学の柔道部顧問の男性教諭(28)を傷害容疑で横浜地検に書類送検した。
「生徒の態度が悪く、矯正しようと思ったが、指導のつもりだった」と容疑を否認しているという。生徒は
後遺症として、記憶力などが低下する高次脳機能障害が残った。
調べでは、教諭は04年12月24日、当時中学3年だった男子生徒(17)に何度も投げ技をかけたり、
絞め技で一時的に意識を失わせたりして、急性硬膜下血腫と脳挫傷などのけがをさせた疑い。
教諭は、生徒が意識を取り戻した後も、休みを与えず、さらに投げ技をかけ続けたという。
同市教委が「教師の瑕疵(かし)は認められない」と責任を認めなかったことなどから、生徒と両親が
今年2月、県警に教諭を刑事告訴していた。
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