07/04/17 20:55:25 36CcS8Ca0
>>186
>115
宇城憲治
型を繰り返すことによって技は無意識された動きまで高まり、超ハイスピードの情報処理と高度な対応が可能になる。
型は誰がやっても同一になるべき不変のものであるが、それを習得することで各人がそれを応用し、
独自の術技を生み出すことができるようになる。基本となるものが確立していてこそ高度な応用が可能になる。
これを自分の形を作るという。 組手や試合では型の動きがそのまま使えるわけではない。
黒田鉄山
武術的身体の獲得を可能にするのが型の稽古である。 黒田は「型は実戦の雛形ではない」という。
戦いの中で型の順序そのままに動くことには意味がない。型は実戦に対応することができる身体と動きを作り上げるための手段である。
型には一般的、日常的な動作から離れた身体運動を要求してくる部分がある。
慣れてしまった日常的な動きから離れるのはとても難しいことであるが、型の要求どおりに正しく動こうとすることで動きの質が変化する。
逆に、表面の動きだけを似せて自分の動きやすいように動いてしまうと、型は形骸化してゆく。
ついでに
塩田剛三
・・・型稽古というのは、倒し合いではないのです。
どういう体勢に持っていったら相手が崩れるのか、そのためには自分の体をどう動かし、
どういう力の使い方をするかを学ぶための練習方法なのです。
実際に相手と闘うときに必ずこう動かなければならないと言っているわけではないことを、まず知っておく必要があります。
・・・基本技を反復練習し、相手のいろんな力に応じた体の動かし方を身につけてから、
次の段階では、それをもっと変化のある動きの中で使いこなせるよう稽古していけばいいのです。
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無名さんは、応用(宇城氏いうところの形)まで含めて考え
>137氏は「型」のことを言っている、ということかな?