07/04/13 14:46:28 Z/krQ/a60
以下はそれに関する考察
・リラクゼーションと肘の曲げ伸ばしの場合
肘を曲げる動作の主動筋は上腕二頭筋で
伸ばす役割は上腕三頭筋が持つ
これらのように二つの筋肉が逆に作用するのを「拮抗筋」という
片方の筋肉が収縮する場合において
もう片方の筋肉は脱力してリラクゼーションする必要がある
同時に収縮しようとすると『ドアを両側から引き合う』ようになり
肘をうまく曲げるのは困難になる
・「力の感覚」と拮抗筋について
上記のように拮抗筋同時に使うと
「力の感覚」(恐らく力を使っている感覚)は大きいが
力学的には「力」は小さい
極端な例としては力瘤を作った状態では
両方の筋肉の力が打ち消し合い、「力」は出なくなってしまう
・「力む」事の不利と「力に頼るな」の意味
脱力すべき筋肉に力を入れてしまい
結果本来の運動が妨げられるような状態を「力む」と言う
力んでパンチを出すと、拳を突き出す筋肉と、引く筋肉が同時に働き
スピードに乗らず、「力を出した」と感じる割に効果は小さい
「力に頼るな」の意味の一つが、この「力むな」ということであり
脱力すべき筋肉をすべて脱力したとき
主動筋が邪魔されずに動いて効率よく筋肉を動かせる
長いんで二章はまた今度に…
吉丸慶雪の伸筋理論は意外と的を射てたのかもしれないね
すっごい読みにくくなってしまいスマン