07/04/26 23:13:40 nahOkN7x0
これは明治時代の北海道、北見沿岸の一漁村でのできごとである。
村を流れる小川は、生活の場として大勢が利用するため、
おこぼれを狙ってクマも出没、漁民を脅かしていた。
一人の雇われ漁夫が、クマを退治してやろうと、日本刀と唐傘を持って、
件の小川に勇んで出かけた。思惑通りクマがいて、
残飯をあさっている最中だった。それを見た漁師が大声を出すと、
クマもものすごい唸り声をあげて向かってきた。彼は唐傘を開き
クマの眼前に突き出した。驚いたクマは後足で立ち上がった。
この時とばかり、漁師はクマの心臓めがけ、渾身の力で刀を突き出した。
クマは一撃で倒れたという(木村、2001)。
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