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少林寺流空手道錬心舘は宗家 保 勇 10段 範士により
昭和30年鹿児島市に誕生した。
保 勇 10段 範士は大正8年鹿児島県名瀬市生まれ。
少年時代より沖縄糸満の漁師より、空手のてほどきを受け、
17歳の時台湾に渡る。
講道舘柔道を学ぶかたわら陳老師より中国南派拳法を修得。
戦後沖縄にて各流派空手道を見聞。明治,大正,昭和の3代にわたり
名人キャンと謳われた喜屋武朝徳名人直流を修得。
他に方円流体術,兼相流柔術,八光流柔術に棒,釵,杖中国剣等古武術、
諸武術を総合整理し、自己独自の見地を定め錬心舘少林寺流空手道を創始。
保 勇範士の技術の特徴は、型至上主義のなかにかたくななまでに
孤立していた空手道の封建性を打破し、未開拓であった組手技術の
一大集成をなしたところにある。
その技術は精密なる科学的計算にもとづいて編みだされており、
壮絶豪放をきわめ、また華麗。
『後廻し蹴り』『連続廻し蹴り』『二段廻転蹴り』『足刀くの字飛び』
『羅旋手刀打ち』『逆風足刀執り』等。その組手技術は、すでに防ぐことの
できぬ空手道の最終技術として、空手界畏怖の的となっている。