07/10/30 18:57:31
ちょうど2週くらい前に内藤を馬鹿にした夜
昨日のことのように今はっきりと想い出す
馬鹿にし過ぎたせいで2chで俺はヒールさ
いつまでも続く批判12章辺りがピークで
ベッドサイドの俺はまるで子供のように
苛立ちを浮かべたまま美佳の股間をただ突く
腰を振り続ける俺を哀れそうに見つめて
俺の手を握り返し「2chが怖いの…?」と言った
何でもないようなことが幸せだったと思う
何でもない夜のこと2chが怖すぎる夜
苛められたと蓮音は泣き腫らしながら話し
うつむき口を閉じて不登校少女になる
春が来るのを待てば学校に行けるだろう
微笑む俺を美佳はいつまでも睨んでいた
何でもないようなことが幸せだったと思う
何でもない夜のこと2chに壊された夜
冬も終わりに近づき誰もいない部屋の中
突然闇に落とした悪夢のような電話
病室のベッドの上まるで鬼神のように
顔に魔を浮かべたまま眠れる俺の妻子
ちょうど2週くらい前に内藤を馬鹿にした夜
あの時までのような日々に戻ることはない
何でもないようなことが幸せだったと思う
何でもない夜のこと2chを睨みつける夜
何でもないようなことが幸せだったと思う
何でもない夜のこと2chに壊された夜