07/11/04 05:08:31
まずメットを擁護するためには二つの関門を通過しないといけない。
第一に「安全性」の面でメットが相当に優れていることを確実に示す必要がある。
ただし、「安全性」の定義が難しい。メット厨がしがちなように、壁に同じ速度で頭が激突した場合の身体の損傷度合、
みたいな話は単純化しすぎ。（これも結論先取に近い）
実際は、再三指摘されている「ドライバーへの負のアピール」や、長期的に見たときの首への負担、集中力の低下等を
勘案しなければならない。
第二にそのような「安全」を「誰か」が「強制」することが出きるという論拠を示さなければならない。
これは第一の関門よりも困難かもしれない。シートベルトの着用義務のように「国」が強制する以外の根拠は見出せない。
ところが現状メットは強制されていないし、今後される見通しもない。