07/02/15 13:08:20
乗船寸前にフェリーが動き車転落、1人重体…尾道
15日午前7時30分ごろ、広島県尾道市土堂のフェリー乗り場で、軽乗用車が桟橋(長さ約20メートル)を渡り、
同市向島町の渡船業「福本渡船」のフェリー「第12小浦丸」=川崎信明船長(77)=に乗船しようとしたところ、
フェリーが突然、離れたため、車は前方から海中(水深約4・5メートル)に転落した。
運転していた同市内の男性会社員(60)は自力で脱出した。
同乗の同県三原市内の男性会社員(35)はフェリーの乗務員に救助されたが、意識不明の重体。
尾道署は業務上過失傷害の疑いで捜査している。
同署や第6管区海上保安本部の調べによると、フェリーは通常、エンジンをかけて桟橋を押すような状態で接岸していたという。
軽乗用車の2人は会社の同僚で、出勤途中だった。
フェリーは、尾道市と尾道水道を挟んで対岸にある向島との間(約300メートル)を約4分で結ぶ定期航路。
(2007年2月15日12時58分 読売新聞)
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