密度流が琵琶湖を救うat BASS
密度流が琵琶湖を救う - 暇つぶし2ch1:名無しバサー
08/05/30 23:28:48
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琵琶湖:姉川から流入水、北湖湖底へ潜り込み 酸素回復に寄与か /滋賀

◇今年1~2月、県立大など観測
今年1~2月、長浜市の姉川河口沖の琵琶湖の湖底付近で、急激な水温の低下がたびた
び観測されたことが、県立大の長谷川直子助教(自然地理学)らの調査で分かった。姉
川の水が湖底に流入したためとみられる。北湖では、冬に表層と深層の水が混合する「
全循環」で深層の酸素濃度が回復するが、酸素を多く含んだ冷たい川の水の「潜り込み
」も回復につながると指摘されており、この可能性を示す結果と言えそうだ。【服部正
法】
長谷川助教らは昨年11月~今年4月、沖合の水深45メートルの5地点などに機器を
係留。湖底から1メートル、同2メートルなど水深の違う5層で水温、流速を長期間連
続観測した。

-中略-

北湖では、春から秋にかけて深層で水に溶けている酸素の濃度が低下。例年1~2月ご
ろ、酸素を多く含み、冷えた表層の水が深層に沈み、酸素濃度を回復する。川からの雪
解け水も酸素回復に寄与すると考えられてきたが、今回の調査のデータで可能性が高ま
った。

スイスとフランスにまたがる「レマン湖」への河川流入水の影響を研究する長谷川助
教は、冷たい流入水が温かい水の下に潜り込む「密度流」に注目。「レマン湖では全循
環が次第に起こらなくなっているが、密度流によって無酸素状態になるのを防いでいる
ことが考えられる」と説明。琵琶湖も温暖化の進行で全循環がなくなる可能性が指摘さ
れているが、「全循環がなくても、無酸素にならないプロセスが密度流。1、2月に起
こる密度流の定量化や予測は重要だ」と訴えている。



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