08/02/14 23:47:03 0G+4Cne70
球児、出てこい。日本ハム・梨田昌孝監督(54)が13日、
阪神・岡田彰布監督(50)が16日の練習試合(宜野座)
で高校生ドラフト1巡目・中田翔内野手(18)=大阪桐蔭高=
に対し安藤優也投手(30)、福原忍投手(31)ら1
軍実績のある投手をぶつけると宣言したことを大歓迎。その上
で、怪物新人が熱望する虎のストッパー・藤川球児投手(27)の
登場に期待した。
◇ ◇
これも怪物ルーキーに大きく羽ばたいてほしいからこその“親心”だ。
梨田監督は、16日の練習試合で岡田監督が安藤、福原らを中田にぶ
つける方針を歓迎した。「いいピッチャーが出てくるのはいいこと。やっ
てもらった方がありがたい。(中田が)テレビで見て阪神のピッチャーを
知っているしね」とその理由を説明した。
だが、昨季不本意な成績に終わった安藤、福原では物足りないわけ
ではないが、梨田監督は要望はそれ以上だった。「球児は来ないのか?
(中田が)“打ちたい”みたいなことを言っていたからね」と猛虎の守護神・
藤川の登板まで熱望したのだ。
大阪の高校に通っていた中田にとって、藤川は「テレビで見てても、プ
ロの選手ですら三振が多い。そういう投手のボールを生で見てみたい」
と話すあこがれの存在。今回、対決の可能性は低いが、もし実現すれば
怪物のさらなる進化につながることは間違いない。
梨田監督は、10日に行われた阪神との練習試合で中田が筒井から“
プロ初安打”となる“プロ1号”を放ったこともあり、16日の練習試合でも
「(ほかの)人より多く打席に立たせたいというのはある」と積極的に起用
する考えだ。さらに、結果を恐れず「ストレート一本に絞ればいい。変化
球が打てる感じではない」との助言も送った。
この日の中田は練習休日を利用しダルビッシュらと外出してリフレッシ
ュに努めた。指揮官の“願望”が実現すれば怪物ルーキーのモチベー
ションがさらにアップする。中田VS藤川-。夢対決は実現するのか。