07/02/08 21:33:53
>>683
意識としてはいいと思うのですが 言葉って本来の意図や目的を忘れて
形のみが一人歩きする場合が多いと思えるのです。
多分、本当は何が目的なのか?何のために?ということだと思います。
硬いブーツを利用してテコの原理で板を立てる。ということもできますが
滑走中は 自分の重心を中心にして振り子のように滑っています。これは
物理の法則ですね。腰のあたりだと言われています。重心はもっとも動きにくい部分です。
ですから、板は結果的にターン中、身体の外側を身体にくっついて来ているんですね。
板を立てるというのは切り返し直後くらいから、だと思いますが
腰を中心に考えると、板をターンの外に向かって送り出してやるだけでいいのです。
ターン中は遠心力が働きますから 基本的に板の真上にいてそのまま板に向かって
過重がかかっています。
なので、基本的に硬いブーツでテコの原理で板を扱うことがほとんど無いと思います。
では、なぜ硬めのブーツが必要なのでしょうか。
私は 雪面の外乱に強いからだと思います。平坦ではありませんよね。
ターン中に急に板を押し戻されたり、すっぽぬけたりします。
でも、ブーツのおかげで 結果的に自分の身体の下、
いい位置に板がホールドされ続けると思います。
次に静的なエッジング。
止まっているときや、これから止まろうとするときは
硬いブーツのテコの原理は有効でしょうね。
サーフィンでは硬いブーツもビンも無いですよね。
でも、いい位置に乗っているから落ちないし ターンもできる。
私は スノーボードも同じと考えています。
ブーツとビンディングは板をしならせることに使い
ブーツとビンを感じさせない滑り。
できたらいいなと思います。