06/02/28 00:40:51
トリノ五輪の閉会式が行われ、17日間に及ぶ熱戦の幕を下ろした。女子フィギュアスケート
金メダルの荒川静香(24)はもちろん、15位に終わった安藤美姫(18)も参加したが、最後の
最後で舞台裏は大揺れ。安藤の閉会式参加をめぐり、大モメにモメる事態が起きていた。
荒川は肩車をされながら金メダルを見せて入場。その傍らで、安藤は帽子をかぶり、人込み
にまぎれるようにスタジアムへと入ってきた。
実は安藤の閉会式参加は、モメにモメた末の結果だったからだ。そもそも安藤はフィギュア
チームとともに閉会式に出席し、日本選手団の一員として28日に帰国する予定だった。
しかし24日に競技が終わると、安藤サイドから突然、早期帰国したいと希望してきたのだ。
表向きの理由は28日に行われる卒業式に参加したいから、というもの。だが、卒業式に出ない
ことは納得した上だったハズで、「何で今になって変更を希望するのか…」と関係者たちも首を
かしげるばかりだった。
世界選手権レベルならば突然の単独帰国も許されるが、今回は4年に一度の祭典・オリンピック。
日本選手団の一員として、JOCの定めたルールにのっとって行動しなくてはならない。
村主の早期帰国は世界選手権(3月、カナダ)の準備のためで、当初から決まっていたもの。
よほどの理由もない限り、予定にない行動は『身勝手なワガママ』になってしまうのだ。
それだけにスケート関係者は大弱り。「マスコミに囲まれる荒川と、惨敗に終わった安藤を
一緒に帰国させたくないのでは」と八つ当たり気味につぶやく関係者もいたほどだった。
そのため3日間は安藤の帰国、閉会式参加についての情報が錯綜。結局、安藤サイドは
ルール破りの重大さを知って閉会式参加を決めたようだ。
ソース
2/28付 東スポより抜粋