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「UDON」がニューヨークを席巻―。讃岐うどんをテーマに、香川県丸亀市出身の
本広克行監督がメガホンをとった映画「UDON」が二月末、米・ニューヨークの
ジャパン・ソサイアティーで上演され、大勢のニューヨーカーを魅了した。
会場では、NYで讃岐うどんの定着を図っているボランティアグループ・SANUKI
プロジェクト(三好拓朗代表)が、香川県内から職人を招き本場の味を提供、来場者
からは「おかわり」の声が相次ぐほどの盛況ぶりだった。
「UDON」は全日本空輸(ANA)主催の映画祭で上映。日本文化に興味を持つ
約三百人が観賞した。主催者側からの申し出もあり、SANUKIプロジェクトが
試食コーナーを設置。これまでSANUKIプロジェクトのイベントに協力してきた
日の出製麺所(坂出市)の三好修社長が今回も渡米して、本場の手打ちの技を
披露した。
来場者の多くが手打ち実演を見るのは初めてとあって、団子状の生地を伸ばし、
鮮やかに切り分ける職人技に見入っていた。コーナー前には、ゆで揚がるのを
待ちかねる長蛇の列ができ、「おいしい」「おかわり」とリクエストが相次いだ。
来場者は「その日の気候に応じて微妙に材料の配合を変えるなんて、うどんは
素晴らしい」「物を大切にする日本の文化はすてき」と映画の感想を語り、出来立ての
うどんをほおばっていた。