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3月8日(木)都内会見場にて、3月12日(月)名古屋市総合体育館レインボーホールで開催される
TBS/FEG主催『HERO’S2007開幕戦~名古屋初上陸~』の記者会見が行われ、全対戦カードが発表された。
先日のK-1横浜アリーナ大会でチェ・ホンマン(韓国)にKO勝利を収め、堂々のHERO’S参戦となった
マイティ・モー(アメリカ)だが表情は優れなかった。
実はモーは先週の火曜日に弟のゲーリーさんを医療ミスで亡くしたばかりで、今日が埋葬の日だったのである。
「弟が亡くなったのは日本に出発する2日前。彼はホンマンとの試合が決まるとすごく喜んでくれていてね。
僕に『素晴らしい試合をして頑張ってくれよ』と声をかけてくれたんだ。でも最後に会った時は病院の中で…」と
言葉を詰まらせ、うっすら涙を浮かべながら弟のことを話したモー。
しかし試合への向けて想いを聞かれると、「確かに悲しいけれど、肉親の死は今回が初めてじゃない。
がっかりしてはいられないし、弟の死も自分が強くなるための一歩だと思って、次の試合を頑張るよ。
次の試合でも良い試合をして、亡き弟にベストファイトを捧げたい」と気丈に語った。
今回の会見ではモーに総合格闘技のキャリアがあることが発覚した。モー曰く、03年にUAGFというケージの
大会に出場し、当時のヘビー級王者にヒザ蹴りでKO勝ち。同年にLAで撮影された映画のワンシーンでは、
マーク・コールマンと試合形式で拳を交えたこともあるという。
またモーは高校と大学時代にアマチュアレスリングを経験し、総合のトレーニングは6年前からスタート
させており、総合への適応力は高いと予想される。
一方、モーと対戦するキム・ミンス(韓国)は「この前の試合で同じ韓国のチェ・ホンマンがモーに敗れている。
是非、モーに勝ってリベンジを果たしたい」と語った。
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