06/11/17 01:15:31 hAVq373z
US Ebonite のホムペに「なんでボールが死んじゃうか」が解説されているのを発見
URLリンク(www.ebonite.com)
ボールが死ぬ第一の理由はオイルを吸うためではなく、トラック部において、レーンへの接地圧力により
内部の可塑剤がカバーストック表面に押し出され、濃縮されるためであるとしている
可塑剤より分子量が高いオイルがカバー内部に浸透するよりは、
低分子量の可塑剤が「湿ったスポンジを指で押したときのように」表面にしみ出してくる方が
速く、支配的な性能劣化プロセスだとのこと
「オイルを吸った」ボールの表面がぬるっとしているのはオイルよりむしろ可塑剤のせいだ、
ということを言っている
よって、落ちてきたボール性能を復活させるための正しい処理方法は、
・ソリッドリアクティブカバーの場合は濃縮された可塑剤を熱をかけずに抽出する
その後に必要に応じてリサーフェス
熱をかけるとカバーストックに熱ひずみが残るし、表面がもろくなる
・ダルなパーティクルカバーの場合は、それに加えて#220から徐々に#800まで番手を上げてサンディングし、
いったんそこでポリッシュした後に目的のグリットのサンディングを施す
そうしないと、トラック部に食い込んだ、壊れたパーティクルのかけらが除去できない
可塑剤抽出用の "Power House Hook Again" をそのうち全世界で売るから待っててね、
だそうだw