07/03/12 19:31:25 1r7Eq9D60
そこで>>284をもう一度。
合気道の術理の根幹にあるのは、合気道開祖の思想です。
>敵が、「宇宙そのものである私」とあらそおうとすることは、宇宙との調和を破ろうとしているのだ。
>すなわち、私と争おうという気持をおこした瞬間に、敵はすでに敗れているのだ。そこには、 速いとか、おそいとかいう、時の長さが全然存在しないのだ。
>合気道は、無抵抗主義である。無抵抗なるが故に、はじめから勝っているのだ。邪気ある人間、争う心のある人間は、はじめから負けているのである。
相手が自分に対して攻撃して来ようとした瞬間に相手は崩れている。
崩れている相手を立て直してあげるのが合気道の技であり、技術の心であるということです。
掴まれて負けた状態から、勝ちを取り戻すために相手を崩すなんて考えは、合気道ではありません。
しかし、合気道の目指す境地に到達するための過程では、そういう稽古も必要でしょう。