07/03/11 22:39:01 WhnWiOsB0
さらに詳細を記すならば、
(1)は、敵は何故掴むかといえば、敵はそうすることで、
こちらの自由を奪えると思っているからです。つまりこちらをコントロールしようと
している。こちらからすればそれは束縛です。
(2)上記(1)から逃げる行為は、束縛からの自由です。よって自由の可能性は
無限にありますから、自由自在です。その可能性自体がこちらの目的ですから。
自由を求めて技を掛けるのが動機となります。
(3)当身7が成立するなら、崩しているのですから、投げは流す感じになるでしょう。
投げといっても、実戦の変化の中でする投げは、実感としては、投げる努力ではなく、
当ての結果投げになったり、当てとして終わったりするのであって、その結果をもって、
塩田さんは、当て身が7割、投げが3割と言ったのでしょう。
この理解の要は、「崩しと投げと当身」すなわち攻撃は区別した身体操作では無い
という事の理解があってこそ、成り立ちます。