■■■音楽療法士■■■at WELFARE
■■■音楽療法士■■■ - 暇つぶし2ch220:ななしのフクちゃん
10/01/27 09:01:31 ApuEJyim
次のようなことが、実際にある現場であった。
介護保険制度が導入する前の、2000年3月までは、
音楽療法士に対して1回10000円が支払われていた。
大体拘束時間は、セッション時間を含めて2時間程度である。
介護保険制度が導入されたとき、音楽療法士が替わった。
報酬は、介護保険制度が導入されたことにより、
極めてひどいものになり、なんと時給1200円になった。
しかも、拘束時間はおよそ3時間。
今までは、1回(おおよそ2時間)で10000円だったのに、
3時間で、およそこれまでの3分の1の金額になったのだ。
まあ拘束時間を増やして報酬を3分の1にする施設も馬鹿だけどな。
この音楽療法士は、まさに被害者で、無駄な公共事業のせいで
予算を削られたことによる犠牲者といえよう。
これはあくまでも一例である。
このような被害者が出ていることは、政治家は制度導入後、
しばらくすれば分かっているはずだ。
最初は分からなかったかもしれないが、分かったのなら、
3年に1度の介護報酬改定時に、介護報酬を当然引き上げなければならない。
最初の介護報酬の改定時期が、2003年4月1日である。
その時に、「介護や福祉は大切だから、また音楽療法士も
大切な職業だから介護報酬が上がるな」と誰もが思っていたはずだ。
ところが、なんと介護報酬は引き下げられたのである。
それから3年がたち、2度目の介護報酬の改定時期が来た。
それが2006年4月1日だ。
2003年から3年がたち、そのときよりも音楽療法の需要、
必要性は高まっているはずである(高齢化がもっと進んでいるため)。
世の中の誰もが、「今回の介護報酬の改定では、必ず介護報酬は
引き上げられるはずだ」と思っていたはずである。
しかし、またしても逆の方向になってしまった。
2回の介護報酬の改定、いずれもマイナス改定だったのだ。
間違いなく誤った政治判断だ。報酬引き下げを決めた政治家が悪い。
その結果、介護で働く人の全ての職種で、人を雇えなくなり、
倒産が相次ぐ結果となった。
もちろん音楽療法士も例外ではない。現場での仕事が少なくなり、
被害者であることは間違いない。
そしてさらに3年後の今年4月1日に、3回目の介護報酬の改定が
行われた。さすがに介護報酬は引き上げられたのだが・・・
政府は、「介護職員などの賃金などの上昇」とか抜かしていた。
ところが、実際には全くのでたらめで、賃金が上がったところなど
ほとんどない。
音楽療法士の報酬も、全く変わらないか、仕事を失っている方々も
いらっしゃる。全くふざけるのもいい加減にしてもらいたいものだ。


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