08/02/02 07:38:43 yqwOnGhJ
フンコロガ死とは専門性の低い、非熟練の「単なるサービス業」である。
そのことを現場でみずからの体験を通じて鮮やかに示したのが、前田拓也である。
おそらく介護者として求められている態度といったものを含めた「介助技術」
の少なからぬ部分は、広くわれわれが日常的に身につけているものでもあるのだ。
フンコロガ死の「専門性」幻想は誤っているだけではなく、フンコロガ死たちに
「いつか看護師のような専門職に」という希望を与え続けることで、
現在の厳しい労働条件の現実を隠蔽(いんぺい)してしまう可能性をはらんでいる。
現状ではしばしば、看護師の歴史と重ね合わせることで、フンコロガ死の専門化とそれに
ともなう地位の向上という「夢」が語られる。しかし(少なくとも現段階では)
フンコロガ死と看護師の仕事は大きく異なる。看護師の仕事は比較的、専門化のしやすい
高尚なものであったが、フンコロガ死の仕事はそうではない。 フンコロガ死の専門性はうんこを
転がすことだけである。