07/06/20 11:21:02 TO+dEMpW
【コムスン】申請手続き用の代表者印、各支社に複製
介護事業の新規指定・更新を禁止された訪問介護最大手「コムスン」(本社・東京都港区)が、
都道府県への事業所指定許可などの申請手続きを手早く行うため、本来は1法人に
1個の代表者印の複製を作り、全国13支社に配置していることが関係者の話で分かった。
申請用は、多くの都道府県が「代表者の登記済み印」と定めている。毎日新聞の取材に対し、
同社は複製印が各支店にあることを認め、回収する方針を明らかにした。
近畿地方の同社元社員によると、複製印は印影が丸型で、外周に「株式会社コムスン」、
内側に「代表取締役印」と刻まれている。00年4月に介護保険制度が始まる直前から、
近畿地域を統括する近畿事業部(当時)でもこうした複製印1個を保管し、
介護保険の事業所指定のための許可申請書類を作成する際に使っていたという。
元社員は「正式な代表者印を使わなければならないと、手続きにかかわる社員は知っていた」と証言した。
同社は同制度の開始時、約1200の事業所を設立して申請手続きに追われた。当時の各事業部が
本社にある代表者の正式印を使おうとすると申請が遅れるため、複製印を用いるようになったらしい。
コムスン広報室は「登録済みの代表者印でなければならないと都道府県から指導を受けたことはなく、
申請は認印でも可能と認識していた」と釈明した。
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