05/05/15 23:29:16 yeo9MDxo
思いやると謂うのは（心の機敏を読んだ）何気ない感謝の言葉や相手への共感の念、ひいては自分で出来る事を増やす事だと思っている。
これは別々の意思が存在する人間社会においては障害健常問わず為される可き事ではないだろうか？。
障害を持つ（負う）と謂う事は一定以上能力が制限されるという事だ。
障害者の心理を例えるなら絶対的に恵まれた健常者と謂うのは健常者同士でならばスラム街に立つ豪邸に同じ存在なのだ。
また、もし元々健常者であった場合はその落差は激しいものだろう。
それ故恵まれた者は弱者を助ける可きという当然の人間倫理が屡不自然に誇張される。
健常者においては、自分が平均的念がありそれが出来る事が当たり前と考えている。 故に障害者は単なる能無しと映る。 そして能無しは不要と云う自己中心的思考に走る。
しかしそれは決して当たり前ではないのだ。 健常者のそれは一定以上恵まれてこそ実現するものなのだ。
また、理性を持った人間としてそのような強者の自分本位で傲慢な考えや態度は最も罪が重いだろう。
私は屡人の心の機敏が読めない。 故に人とは上手くいきにくく人が成す社会と云うものに屡適応出来なくなる。
ただし読む術を音感や記憶といった自分の強い部分に対応させた努力は幼少から続けて来た。 私自信で考え研究して。
我々障害者はこういうような努力こそ思いやりに繋がるのではなかろうか？。
社会と謂うのは強者支配が常である。 故に絶対的強者である健常者は強い自制が求められる。 しかし残念な事に上記の心理から顕著に自制の喪失が見られる。
思い遣りとは片方の力では決して成り立たないのだ。 故にこの両者の溝を埋める歩み寄りこそ思いやりではないだろうか？。 と私、自閉症者は思うのだ。