08/12/11 14:40:04 Jw6iFXfe
別に学校たてるのは悪くないぜ
無いよりあるほうがいいに決まってる
みんなが言ってるように教師が足りるか?維持費、箱以外の教材などの確保は?などいろいろな課題がまだある。
そんないろんな疑問の中でも気になるのは、そもそも親が学校に行かせるか?
途上国、特に農村にとって子供は重要な「労働力」だ。そのために途上国は多くの子供を持つという背景がある。
ましてや学校に行くであろう時間は、まさに農村の人々が働く時間とがっちりかぶる。
せっかく高等教育を受けてもその学歴を生かす仕事に就くチャンスが無い国で、目先の生活を支える労働と、本当に役立つかわからない将来への教育。
果たして親はどちらを優先するだろうか?
そしてもう一つ。価値観の違い。
途上国の人々にとって学校に行かせることは当たり前のことではなく、義務だとも思っていない。
カンボジアがどうかは知らんが、アフリカなんかじゃ女の子は結婚するから学校の教育なんかより、親を手伝って生活の知恵を得るほうが将来のためになるという考えを持った人々がいる。しかも、それは少数派じゃない。
別に今回のプロジェクトがクソだなんて思わない。これはこれですばらしいことだと思う。
ただ、箱を立てた後どうするか、まだ課題が山積だし、ちょっと1週間ぐらい現地に滞在しただけでしたり顔で現地人のニーズを分かったと思い込むような支援方法でなく、今後は実際に現地で継続的に活動してる団体にプロジェクトを委託するのがベストだと思う。