08/04/11 21:13:37 hD3bWpMU
「やらない善よりやる偽善」とか脊椎反射するバカがいるが、そういう奴は、意味を勘違いしてるんだよ。
世の中に、無償の善意と言う物は存在しない。
金銭的に無報酬で活動する奴だって、社会の為だとか、神様に褒めてほしいとか、何らかの精神的満足感を糧に行動してるはずだ。
それなら、結局は、精神的な満足感を得るという、自分の欲が動機なんだよ。
大体、「人」の「為」と書いて「偽」と読むわけで、善意であろうが偽善であろうが、結局は自分の為だ。
つまり、そもそも偽善じゃないボランティアは存在しないのに、「偽善でもいい」等と、わざわざ善意を協調するその姿勢を皮肉ってる言葉なんだよ。
だから、「やらない善よりやる偽善」とか「偽善でもいいじゃないか」って言う奴って、客観的な事実を無視するだろ。
ただ、善意のボランティアである事それ自体で、素朴な批判や反論を封じようとする。
それは、右翼(国粋主義)の連中が、頼んでもないのに愛国者ヅラするのと同じだ
別の言い方すれば、半世紀前の共産主義の連中が、「社会主義国は理想の楽園です」とか言ってたのと同じ危険性を孕んでるって事。
マザー・テレサは、ノーベル平和賞を受賞したとき、アホな記者が
「世界平和のためにわたしたちはどんなことをしたらいいですか」と尋ねて
「家に帰って家族を大切にしてあげてください」って回答したと言われるが、これがボランティアの究極の回答だろ。
自分が直接責任を被る身の回りの事を差し置いて、ボランティア云々言う奴は、基本的に偽善ですらないよ。
ただの他人の不幸を利用した現実逃避野郎だ。