羽越線脱線事故も規制緩和の悲劇at TRAFFICPOLICY
羽越線脱線事故も規制緩和の悲劇 - 暇つぶし2ch51:名無しさん@お腹いっぱい。
08/04/02 23:16:13 leR4t7fI0
局所的突風で脱線と報告 羽越線事故「JRに問題なし」

 山形県庄内町で2005年末、乗客5人が死亡したJR羽越線特急「いなほ」脱線事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査
委員会は2日、瞬間風速40メートル程度の「局所的な突風」が原因である可能性が高いとする最終調査報告書を公表した。
局所的な突風の予測は困難で、事故当時に速度規制をしていなかったJR東日本の対応に問題はないと判断した。
 一方で報告書は、鉄道各社が実効性ある突風対策に取り組むべきと指摘。さらに気象庁に対しても、先月始めたばかりの竜巻
注意情報の的中率の向上などを要望した。
 事故は05年12月25日夜に発生。秋田発新潟行き特急いなほ(6両)が酒田駅を出発して最上川の鉄橋を通過直後、盛り土
の直線区間を時速約100キロで走行中、右から突風を受け、前部の3両が横転した。1、3両目は線路左側の建物に衝突。乗客
5人が死亡し、乗客と乗員33人が負傷した。
 報告書によると、近くの小屋の倒壊状況などから、風速は40メートル程度だったと推定。現場は風速25メートル以上から速度
規制する区間だが、約800メートル離れた場所にあったJR東日本の風速計の数値は事故前、12メートルで、速度規制していなか
った。
 国交省が現場から約10キロ離れた海岸に設置している風速計は事故前、37メートルを記録。事故調委は、自社設置の風速計だけ
でなく、幅広い気象情報の活用などで周辺の強風状況を把握し、強風対策を検討するよう各鉄道事業者に求めた。

◆風速計9カ所増設 JR東海の在来線
 JR東海は羽越線の事故を受け、2006-07年に在来線の風速計を9カ所増やし、計55カ所にした。風による運転規制も強化。
従来の風速25メートル以上での運転中止に加え、新たに風速20メートル以上では時速45キロの徐行とした。
 新幹線には49カ所に風速計が設置され、風速25メートル以上で時速120キロに徐行、30メートル以上だと橋付近などを避け、
安全な場所で停止する措置を取るとしている。

◆強風対策強化など鉄道会社に通達 国交省
 JR羽越線特急脱線事故について、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が最終調査報告書で、鉄道会社に強風対策の強化などを求
めたことを受け、国交省鉄道局は2日、全国約200の鉄道会社に、気象庁の情報も活用して強風監視体制を充実させ、安全を確保する
よう求める通達を出した。

URLリンク(www.chunichi.co.jp)


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