08/04/20 21:36:31 tmAfJV7F
【自己中・鬼畜輩業界のポイント】
●仲村被告が勤めていた運送会社は04年にも名古屋市内で6人死傷事故を起こし、九州運輸局から労働時間の超過などを指摘され行政処分を受けた。
●名古屋の事故で会社側は、業務上過失致死傷の罪に問われた運転手の弁護人から、被害者への謝罪を促された際「保険料を払っている。なぜ謝らないといけないのか」と開き直ったという。
●「(名古屋事故後)改善しようと思わなかった。稼ぎたい運転手のため、会社の利益のため、運送業界で勝ち抜くためには仕方がなかった」などと供述。
●会社側は事故後1週間以上過ぎても遺族に連絡せず、社長も専務はいまだ遺族とは会っていない。仲村被告の謝罪も1審判決の2週間後だった。
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◇罪と真摯に向き合え
1、2審の公判の傍聴を含め、私は1年間蓮太君の遺族を取材した。
事故は幸せな家庭から尊い命を奪い、今回の実刑判決も、遺族が前に進むための一助にしかならないだろう。
仲村被告が勤めていた運送会社は04年にも名古屋市内で6人死傷事故を起こし、九州運輸局から労働時間の超過などを指摘され行政処分を受けた。
名古屋の事故で会社側は、業務上過失致死傷の罪に問われた運転手の弁護人から、被害者への謝罪を促された際「保険料を払っている。なぜ謝らないといけないのか」と開き直ったという。
道交法違反(過労運転容認)の罪で罰金刑を受けた専務(28)は県警などの調べに対し「(名古屋事故後)改善しようと思わなかった。稼ぎたい運転手のため、会社の利益のため、運送業界で勝ち抜くためには仕方がなかった」などと供述。
会社側は事故後1週間以上過ぎても遺族に連絡せず、社長も専務はいまだ遺族とは会っていない。
仲村被告の謝罪も1審判決の2週間後だった。
過去の教訓が生かされなかった今回の事故。
祖父勝徳さんは「私たちのような悲しい思いをする家庭を二度と作ってほしくない」と判決後、訴えた。
加害者が真摯(しんし)に罪に向き合うことが、繰り返されるトラック事故の悲劇を防ぐすべだ。
仲村被告や運送会社の専務は、遺族の言葉に耳を傾け、真剣に向き合って欲しい。
それが、遺族が前に進む助けとなる。