08/01/16 20:27:22 nS+DEJ73
金沢市内の百貨店、専門店で年始のバーゲンが始まった三日、金沢駅周辺や
中心部の幹線道路は大渋滞となった。県外ナンバーの車も多く見られ、約二キロの
渋滞も発生するなど都心の交通は「まひ状態」に。駅東口の金沢フォーラスは開業
以来最多の客数となり、中心部の百貨店や商店街も若者や家族連れらでごった返した。
「こんな状況は初めてだ」。金沢フォーラスの廣瀬清剛館長によると、三日午前十一時
から午後三時過ぎまで常時、館内に一万人以上が滞在し、「携帯電話がつながりにくい」
(買い物客の一人)という状況が続いた。午前九時の開店前には昨年より四百人多い
約四千六百人が列をつくった。客数は前年比36%増の約七万人となり、一日の人出と
しては過去最多、二〇〇六年十一月三日の開業二日目に記録した五万五千人を大きく
上回った。
中心部で目立ったのは香林坊109。初売りの二日には過去最高の売り上げとなり、
二年連続で「大入り袋」を出したが、バーゲン初日の三日も「同水準の売り上げ」だったという。
売り上げは前年比で20%増、客数も30%増と記録的なにぎわいとなった。
香林坊大和は午後から混雑し、客数は前年比2―3%増。めいてつ・エムザも婦人向けの
衣料が好調で、客数は5%増になったという。金沢市内中心部では昨年から、百貨店や
専門店、五商店街がバーゲン開始日を三日でそろえており、関係者の間では「一斉
バーゲンが認知されたのが要因」との見方が出ている。
商業施設がにぎわった分、道路は大混雑となった。
国道157号むさし交差点―野町広小路交差点間は約二キロの渋滞が発生した。
昭和大通りも金沢駅前中央交差点を先頭に約二キロ、まめだ大通りは広岡交差点を先頭に
約一キロ渋滞した。
県外ナンバーの車が多かったことや、午後から雨が降った影響で「雨にぬれないように、
店の近くの駐車場に入ろうとする買い物客が多かった」(関係者)ことが渋滞を招いたという。
市内のタクシー運転手は「中心部から金沢駅に戻るだけでも四十分以上かかった。タクシー
乗り場にお客さんが待っていても、タクシーが来ないという異常な状態だった」と話した。(一部略)
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