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49 名前:港 ◆asHRtOTOD2 投稿日:2005/06/29(水) 11:35:32 ID:8C11rX6o
爺さんによると、
『日本人は、「成功者」に対する「妬み」で、人の足を引っ張ることを
それほど悪いことと思っていない。奴らは、それにつけこむ』ということ。
爺さんと敵対していた、在日の「地上げ屋」で、この技術に秀でた奴が
いたらしい。
こいつが、ある土地に目をつけたとして、「その土地の持ち主を直接、
攻撃する」のは、ほとんどしなかったそうだ。
むしろ「土地の持ち主に対して、近所の人々が、敵対心や嫉妬心を煽る」
噂を流し、コミュニティ全体から、その人を攻撃させるように仕向けた
らしい。
一度コミュニティから「悪」という烙印を押されると、「近所の“善意”の
人々」が、その「悪い人」を攻撃しはじめる。
その行為自体が、本来の意味で「良いが悪いか」とは考えずに。
普通の行動でさえ、妙に注目され、いちいち悪意に解釈される。
日本の近所付き合いも、考えようによっては恐ろしい。
プレッシャーをかける主体は、実は地上げ屋本人ではなく、
「噂に踊らされた近所の“善意”の人々」ということになる。
ただ最近は、近所のコミュニティが弱体化し、公共工事が減って、
「地上げ」自体が商売になりにくくなっているので、こういうのは
以前に比べ、大分少なくなっているそうだ。