10/06/01 18:02:54 ACUtDNlA
昔の35歳よりも今の35歳の方が妊娠しにくい。
不妊治療院こまえクリニックの院長は、
「結婚適齢期というものは無くなったけど、妊娠適齢期は動いていない」と指摘する。
「見た目は昔の女性より若くなっていても、卵子の老化は昔よりも進んでいるかもしれません。
若いうちから子どもをたくさん産んでいる女性は、年をとっても産める体のことも多いのです。
ところが晩婚化で、今の35歳のほうが妊娠しにくい可能性があるのです」
さらに出産時にもいろんな問題が起こりやすくなる。早産や流産、母体へのリスクも高まる。
ただし、妊娠のしにくさと比べれば、出産のリスクは小さいという。
「30代半ばになってから妊娠すればいいやと思っているから不妊になるんです。
医療は進歩してずいぶん改善されてきましたが、それでも限界があります。
子どもが欲しい人は妊娠という問題を先延ばしにする考えは捨てた方がいい」との忠告も。
厚生労働省の『2007年人口動態調査』によると、第1子を出産した時の母親の年齢が、
35~39歳だった人は、07年が5万9665人、06年が5万4368人。
40~44歳は8101人、7071人、45歳以上は213人、164人。
20~24歳は07年が8万6291人、06年が8万9323人、
25~29歳は18万4129人、19万805人となっている。