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―143の続き―
事件当日は放置行為が店員に発覚しないようスモークフィルムがはられている後部座席に放置し、
車を駐車場の隅の方にとめていたことも明らかにした。
これに対し、弁護側は冒頭陳述で、堀被告がパチンコをやめることができず、同じ車内放置で過去に長女の体調を悪化させた失敗を
教訓とすることができなかったために事件が起きたと主張。背景には、被告に「能力に一部欠けているところがあるため」とした。
弁護側はこの点について、「最も重大な要素になるはずだ」と裁判員に訴え、19日に出廷が予定されている精神科医の証言に
特に耳を傾けるよう求めた。
弁護側は、事件前日に龍成ちゃんがやけどを負った際、病院に連れて行ったり、長女と交換日記を行ったりしていた点を挙げ、
被告は育児に関し、責任を持って行っていたとも主張した。
証拠調べでは、昨年10月に行われた県内初の裁判員裁判の時と同様、検察側は、廷内モニターに写真や地図を次々に映し出し、
視覚に訴える戦術を展開。弁護側もこれに対抗し、手書きでポイントをまとめた模造紙を張り出すなどして分かりやすい立証を心がけた。
(2010年5月19日 読売新聞)
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