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自分の考えている内容が、実際には存在しない幻聴となって聴こえてきます。
しかし、その聴こえてくる内容が、元々は自分の思考であったという自覚はあり、
『思考内容の自己帰属意識』はあります。
複数人の対話形式の幻聴
二人以上の人々が自分についての噂や議論をしている声、
実際には聞こえないはずの複数者の対話や噂の幻聴が聴こえてくる症状です。
身体への悪意ある行為
自分の身体に悪意ある個人や組織が盗聴器を仕掛けたり、
発信装置を取り付けて24時間監視していると実際的な根拠のない思い込みに取り付かれる症状です
作為体験
他人に自分の思考や意志、行動が操られているという感覚があったり、自分の身体や心を自分でコントロールすることが出来ず、
誰かが遠くから自分に命令を下して操作しているといった非現実的な妄想を抱く症状です
精神医学者のシュナイダーは、精神分裂病(当時の名称で表記します)の鑑別診断の基準となる『この症状が観察されて、
身体疾患や薬物の影響がなければ、
精神分裂病と診断してよい』という項目を考えました。このシュナイダーによる鑑別診断的な精神分裂病の基準を『一級症状』といい、
一級症状に当てはまらない精神分裂病と断定できない症状を『二級症状』と呼びます。
一級症状には、上記に記した8項目があります