09/11/04 15:07:15
子供手当てを“経済的に苦しい家庭への支援” ではなく、
どんな子どもにも保障される権利などと言って所得制限なく
一律一人2万6000円を支給するそうだけど、本当に子供に使われる保障は全くない。
フランスでは第二子から支払われる子供手当も民主党案だと一子からだ。
08年の日本の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子どもの数に相当)は
1.37だ。第一子は現状でも産んでいるのだから子供手当ての効果を
出すには第二子を産んでもらう手当てに限定すべきで、一子に対しての
26000円は無駄に高額でバラマキに過ぎない。
世代構成の歪みでみれば少子高齢化は確かに問題だが、人口密度(人/km²)で
見れば日本は336、子供手当ての手本としたフランスは113。
日本の倍ほどの国土のフランスの総人口も6千2百万人に過ぎないのだ。
少子高齢化を高齢福祉で乗り切ればやがて人口の安定した欧米並みの人口密度が
実現できるはずなのだが、なぜか日本では高密度が好きな人が多いらしい。