10/01/11 17:00:27
>>715
πは無理数だ。よって、分数で書き表すことが出来ない。
一方n進数というのは「0」~「n-1」までの記号で「n^m」
(nのm乗をこれで表すこととする。)の各桁をあらわす。
つまりは、各桁は10進数の世界の分数で書き表せる数値を表現している
ことになる。
(当然、整数は1を分母とした整数なのでこの説明で問題はない。)
(以降、分数と表現しているものは全て10進数の世界でのものとする。)
この性質上、小数点以下有限桁数で書ききれる数値は
有限個の分数の和なので、当然分数で書き表すことが出来る。
つまり、
「あるn進数において小数点以下有限桁で書き表せる数」⇒「分数で書き表せる数=有理数」
が示せた。
その対偶(真(偽)の命題の対偶は真(偽))は
「無理数=分数で書き表せない数」⇒「いかなるn進数において小数点以下有限桁で書き表せない数」
となり、πは2進法で書こうが16進法で書こうが31進法で書こうが
小数点以下有限桁で書き表すことは出来ない。