10/01/09 14:20:32 wwulVP7o
>>704
一番わかりやすいのは無理数かなぁ・・・
法則性を見つけることにより、どこまでも永遠に続くことが確定しているやつ。
1/3=0.3333333・・・
みたいなやつね。
あるいは円周率πとかね。
果てが見えないことが論理として証明できれば、人間という有限の存在でありながら、
無限を「垣間見る」ことができるわけだ。
んで、こういう論理の中でしか成り立たないものを哲学に持っていくと形而上学になる。
形而上学ってのは、有限故の人間の限界をとっぱらって考察する学問なので、
実際にありえないものや限界の見えないものでも、法則性やら概念やらが見いだせれば
論理として成立する。
円周率を最後まで計算し尽くさなくても、円周と直径の「法則性」がわかっているから、
円周率という「概念」が成り立つし、それが3.14にほど近い数字であることも「知っている」わけで、
それと同じようなものだな。
つまり、この法則性やら概念やらが、無限の本質であり、
様々な分野で応用されていると言える。
なので、実際に「無限の果て」を見ることがなくても、全体像を推測したり、
それを現実に存在するものと同様に語ったりできる・・・ってことだと思っている。