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藤井社長は、
この間の「社会状況」の変化が、
まるで季節が移り変わるかのように
「全国の労働局の努力・指導」の変化に応じ
自動的に変わってきたかのように言っている。
「全国の労働局」の姿勢の変化の裏にある、
自らの職をかけ、生活をかけて闘った
幾多の英雄的労働者の苦闘には
およそ視野が及ばないと見える。
「松下」に労働局の指導が入り、
その姿勢が変化したのは、
名古屋ふれあいユニオンと同じ
コミュニティユニオン全国ネットワーク加盟の
なかまユニオン組合員・吉岡力さんの決起があったからだ。
吉岡さんは2005年5月26日、
松下電器産業の子会社・松下プラズマディスプレイにおいて
偽装請負を告発し、
直接雇用を勝ち取った。
ところがその吉岡さんに対する松下の仕打ちは、
吉岡さんを1人だけ隔離された部屋に放り込み、
本来不要な修理作業に嫌がらせ的に従事させた上、
半年間の契約が切れると即座に解雇するという
冷酷非道なものだった。