09/01/14 23:53:11 OtCaBINW
URLリンク(mainichi.jp)
横浜地裁:裁判官「刑務所に入った人間と友達…?」
横浜地裁の鈴木秀行裁判官(56)が傷害事件の公判で、被告に対し「刑務所に入った人間と
友達というのは普通考えられない話」などと発言していたことが分かった。
弁護人は「出所者の立ち直りを阻害する暴言で、人権感覚に欠ける言動」として、
鈴木裁判官に対する懲戒処分を促す上申書を14日、地裁に出した。
鈴木裁判官は、傷害罪で起訴された横浜市の自営業の男(32)の公判を一人で担当。
上申書に添付された地裁作成の調書によると、先月18日の初公判で、現場にいた男の友人が
別事件で仮出所中であることに触れ「一体どういう関係ですか」「弁護士でも刑務所に入った人間いるけどね。
私の知り合いで。当然、付き合いなくなりますよね」とも言った。
上申書は「被告に更生を説諭すべき裁判官が、公開の法廷で刑務所帰りの者と
付き合うべきでないという趣旨の発言は許されざる暴言」と批判。裁判員制度を控え
「司法への信頼を揺るがす問題発言」とも指摘した。
鈴木裁判官は74年司法試験合格。札幌地家裁室蘭支部長、東京高裁判事などを経て
06年1月から横浜地裁部総括判事。この被告に対し今月、懲役1年6月の実刑判決を言い渡した。【杉埜水脈】
毎日新聞 2009年1月14日 23時17分