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裁判員「被告の更生期待」で執行猶予判決/横浜地裁小田原支部
2009年10月22日
小田原市内のレンタルビデオ店でCDを盗んだ後、追いかけてきた警備員の首を絞めたとして、強盗致傷罪などに問われた住所不定、無職宮本広弥被告(21)の裁判員裁判の判決公判が22日、横浜地裁小田原支部で開かれた。
山田和則裁判長は「被告は更生に強い意欲を示している」として、弁護側の主張通り懲役3年、保護観察付き執行猶予5年(求刑懲役6年)を言い渡した。
判決は、犯行について「逃げるのに最小限の暴力とは到底いえず、万引きも常習的だ」と指摘。
「遊ぶ金欲しさの自己中心的な動機に酌むべき事情はない」と厳しく非難する一方で、元勤務先が再雇用を約束していることなどを踏まえ、「今回に限って社会内での更生を期待することが相当」とした。
山田裁判長は判決後、「犯した罪が軽いから刑を猶予したのでなく、更生や立ち直りの意欲を感じたから。裁判員の期待を裏切らないようにしてください」と被告を諭した。
横浜地検小田原支部の杉垣公基支部長は「裁判員の理解を得るべく最大限努力した。判決を十分検討して対応したい」と話した。
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