08/06/03 18:17:59
基地がアク禁になると、静かでいいな。
野良猫に愛の手を。
6年前自宅で始めた餌やりに苦情が出たことから猫嫌いの人の存在を知り、保健所の黒澤さんに相談した。
そこで初めて「地域猫」という考え方はどうだろうというアドバイスを受ける。
もうひとりの仲間と二人で地域猫活動を開始する。当初はチラシ配りなどで仲間を増やしていった。
現在推進協議会の推進委員は250名、会費千円である。
「地域猫実践の四つの柱」
1. 不妊・去勢手術…5年で50数匹に手術を行う。ゴムの首輪をつけて地域猫のしるしとする。費用は、バザーやカンパなどによって集めたもの。現在は4匹になっている。
2. 餌やりのルール化…餌やりの時間は早朝一回。場所は公園などできるだけ民家を離れた場所に決める。
置き餌をしないなど衛生面に配慮する。雨の日を考慮して犬小屋などのシェルターを置かせてもらう(車などに乗ることも防止できる)。
3. 排泄物の始末。餌やり時に糞拾いを行うとともに、週一回ウンチパトロールを実践。
4. 活動をオープンにする。猫通信(にゃんねっと)などを配布する。
行政の支援は、アドバイスを受けた程度。保健所としては、餌やりに対してはグループで行うように指導し、現在20のグループができている。
支援ということなら、むしろ獣医師の先生たちに不妊・去勢手術への助成をしていただいたことが大きかった。メス猫1万円、オス猫5千円で、最大限の補助を受けるとメス4千円、オス2千円で実施できた。
猫嫌いな人たちにどのように理解を求めたかという質問に対しては、自分の住んでいる所を愛し、ずっとその地で暮らしたいと願っていたのでそのような気持ちで接していると、
猫嫌いな人からもカンパをいただけるほどになったという。公園の何かが壊れたといえば早急に修理する。とにかくやれることは気持ちよく行ってきた。