08/09/26 01:03:28
まあ、簡潔に言えば小泉元総理の思想は新自由主義といわれていて、
「市場原理主義の経済思想に基づく、均衡財政・福祉および公共サービスの縮小・
公営企業民営化・経済の対外開放・規制緩和による競争促進・情報公開・労働者
保護廃止などをパッケージとした経済政策の体系、競争志向の合理的経済人の
人間像、これらを正統化するための市場原理主義からなる、資本主義経済体制」
(by wikipedia 「新自由主義」)
要は、
・「民間でできる事は民間に」という名の下の規制緩和
・プライマリーバランスの確保とそれに基づく公的医療保険、介護保険、公的年金の給付減額
・郵政民営化(公営企業民営化)
・対日投資の拡大(経済の対外開放)
・労働市場の規制緩和(労働者保護の廃止)
などを次々と実行していった。
一方で、(世論でも市民(シチズン)でも不適当なので)大衆は「政治が変わって
生活が良くなる」程度の期待で時の小泉総理を支持していた。
それが今になって、小泉元首相の行った各種政策が実施されて、良くなるどころか
ひどくなる(最近の例で「後期高齢者医療制度」など)一方のため、幻想から
さめてしまった、ってことかな。
・・・まあ、これから学ぶ教訓は「時の政権は、感情やイメージで選んではダメで
政治理念や主義などで選ばないといけない」ってことかな。
でも、歴史は繰り返されそうな・・・