08/07/09 00:15:28
>>345
実はデジタルデータが劣化しない事とはあまり関係がないらしい。
(確かに、ものの説明を読んでいると、CD等をデジタルコピーできるように
なったことで、収入機会が減ったことが書かれているのだが。)
確かに、コピーが出来ないこと、記録媒体自体が耐久性があるとは言えないこと
(複数回視聴すると、摩耗等によるメディアそのものの劣化がおこり、データも劣化する)
から、同じデータを収録した新たなメディアを買わなくても良くなるという
意味でも収入機会が減ったのだろうけれど。
どうやら実際は、
・技術の進歩によりデータのダビングが容易になった。また、視聴メディアも
進歩したため、ポータブルメディアにコピーして利用する機会も増えた
・特にCDのデジタルコピーが容易に出来るようになり、CDの売り上げが
激減する事態が見られた
・デジタルコピーについては、データが劣化しないこと、デジタルコピーによる
不正複製が横行したことが問題視された
ことから、日本においては著作権保護技術が確立・普及するまで、当分の間、
補償金による保護機能の欠如による収入機会の損失を補填する事とされたらしい。
ただ、実際には著作権保護機能は本来の機能をまっとうできず(コピーワンスに
至っては、ダビング失敗時のデータ消失の問題等、利便性の問題からダビング10に
緩和される事となった)、また当時はなかった機器・メディア(iPod等)が
普及し、補償金の対象外となってしまったメディアが増えてしまった。
このため、指摘録音録が補償金制度の取り扱いが問題となったのは記憶に新しいところ。